子育てをしていると、毎日様々なストレスで悩まされると思います。
特に、子供の出す「音」というのは、心身ともに大きなダメージを受けます。
子供の鳴き声やおもちゃの音、ドタバタと走る足音など、日々様々な音に晒されているパパ・ママの耳には、実は常にストレスがかかり続けています。
その結果、自律神経の乱れから、聴覚過敏になるという話も多く聞きます。
我が家ではその対策として「ノイズキャンセリングイヤホン」を導入したので、
今回は、育児にオススメの「ノイズキャンセリング」についてのお話となります。
- 2~5歳の育児中のパパ・ママ
- 子育て中にストレスが貯まっているパパ・ママ
- 子育て中の「耳」を休めたいと思っている方
ノイズキャンセリングを使って、少し子育てを楽にしてみよう
子育て中、子供とずっといっしょに過ごしていると、様々な騒音に悩まされます。
- 子供の泣き声
- おもちゃ同士が当たるガチャガチャ音
- 子供の足音
- テレビの音
- エアコン、扇風機などの音
- 部屋の外から聞こえる雑音(街宣車・救急車両・話し声・クラクションなど)
もちろん、これら1つ1つの音自体は普段の生活をおくる中では気にならないものですが、子育てをしていると毎日これらの音が鳴り続けていることも珍しくないですよね。
親の余裕がなくなっているときに泣き声や、おもちゃ箱をひっくり返す音が聞こえるだけでウンザリ・・・という気持ちになる人も少なくないと思います。
実は「音」にイライラするというのも、しっかりと理由があります。
子育て中に多くのパパ・ママが抱える問題として「聴覚過敏」というものがあります。
聴覚過敏の原因は過度なストレスなどにより自律神経が乱れた結果、アドレナリンが過剰分泌されてしまい、聴覚が普段よりも敏感になってしまうためです。
自律神経が乱れる原因として
- 常に神経を張り巡らせている(ストレス状態に継続)
- 睡眠時間の減少(夜泣きや夜間の家事)
- 産後のホルモンバランスの乱れ
- 疲れの蓄積
など様々な要因によって引き起こります。
ですので、子育て中に「大きな音に対してイライラする」というのも、実は気分だけの問題じゃなく、しっかりとした体の不調サインなのです。
だからこそ、我が家ではこの聴覚に着目してみました!
まず、聴覚過敏の減員となる自律神経を整える対策として
- イヤホンやイヤーマフ、耳栓でノイズを減らす
- ストレス発散方法を見つける
- お風呂でしっかりとお湯に浸かる
- 栄養の取れた食事を摂る
- 睡眠
などなどありますが、その中で特に我が家で注目したのが「ノイズを減らす」ということでした。
「耳から常に情報が入り続ける状況だったので、耳と脳の休息時間を作るようにしました」
今回の最重要ポイント!
子育て中はホルモンバランスの変化や、ストレスにより「聴覚過敏」になりやすい。そして聴覚過敏の影響で、様々な音に対してストレスが溜まる悪循環になる。
我が家でノイズキャンセリングを育児に取り入れるキッカケ
我が家でも絶賛子育てに対して、幸せな気持ちを持ちつつも、ストレスというのはどこかに感じていました。
アレクサを導入したりしながら、少しずつ子育てにかかるストレスを減らしていっていたのですが、我が家でも音に関しては何も対策していませんでした。
前々からノイズキャンセリングイヤホンなどを導入したいと思っていたのですが、どうしても価格の面で二の足を踏んでいる状況。
「なんかノイズキャンセリングイヤホンを買いたいが良いものはないかね?」
と考えていました。
そんな時に妻がスマートフォンを機種変更するタイミングがきました。
我が家ではauキャリアを利用しており、スマホを「かえトクプログラム」を使って手に入れているので、機種変更の時期は「かえトクプログラム」に依存しています。
そういえば機種変更の時に、一緒に購入したら初期費用を抑えて購入できるのでは?
なるほど!その手があったか!
Auなどのキャリアでスマートフォンを契約している場合、スマートフォンの機種代金の月賦に合わせて、アクセサリーも購入できるのを思い出しました。
ということで、auショップにてノイズキャンセリングがついたワイヤレスイヤホンを物色し、その中で注目したのがPixel Buds Proというワイヤレスイヤホン。
ノイズキャンセリング機能を搭載していて、色味も多様で妻的にも可愛いということで、購入を決定しました。
ついに我が家にもノイズキャンセリング機器が導入されたのでした。
ワンポイントアドバイス
ワイヤレスイヤホンは比較的値段が高価になりがち。導入時には価格や性能などを見極めて!この記事の最後にオススメ機種も載せているから参考にすると良いかも!
ノイズキャンセリングで子育ては実際に変わった?
実際にノイズキャンセリングイヤホンを子育てに取り入れてみて感じたのは、安らげる瞬間が30分でも増えると心の余裕が全然違うということ。
実際に使っている妻に聞いてみたところ、
たった30分だけ使ってもぜんぜん違う。
とのこと。
妻が利用するタイミングとしては、1歳になる息子がお昼寝をしたタイミング。
大体、息子の昼寝は1時間~2時間程度。
その間に妻は自分の趣味であったり、調べたい事を調べたり、本を読んだり・・・時間を過ごすわけですが、
この中に「体調を整える」という動きを追加しました。
息子がお昼寝をしている時にノイズキャンセリングを使いながら、横になって目を瞑っているだけでも体、そして脳が休まったという実感があったみたいです。
ちょっと音声に関しては伝えづらいので、詳しくノイズキャンセリングの様子を体感できる動画があったので紹介します。
ノイズキャンセリングの参考動画
この動画を見てもらったら分かるように、スッと周りから音が消えたような状態になります。
本当に小さなノイズだけであれば無音に近いほど聞こえなくなります。
ノイズキャンセリングってどんな仕組み?
そもそもノイズキャンセリングって何?というところから解説すると、読んで字の如く「騒音(ノイズ)」を「打ち消す(キャンセル)」してくれるものになります。
100%消すことは無理ですが、ノイズに関してはかなり低減してくれます。
その仕組みは、マイクでノイズの原因となる音を読み取り、そのノイズが発生させる音の音波と真逆の音波を発生させることにより、音を打ち消してノイズの低減を行います。
ノイズキャンセリングには他にも違った仕組みで騒音を減らす方法もありますが、難しくなるので今回は割愛
よくわからないなぁって人は、とりまえず「騒音が聞こえにくくなる」と理解しておけば大丈夫です。
ノイズキャンセリングを子育てに取り入れて、子供の安全は?
我が家ではノイズキャンセリングを導入して、子育てに活用することが出来ましたが、
それでも気になる点はいくつかありました。
そして、実際に子育てをしているパパ・ママとしても一番に気にしているのは安全面だと思います。
子育てをしているのに「耳栓」「イヤホン」をするのは気が引ける・・・という考え方の人もいるかも知れません。
もしくは子どもが泣いたタイミングに気付けなかったらどうしよう。とか、不安は色々ありますよね。
ここから僕らの家で子育てに活用するために気をつけている事を1つ1つ解説します。
利用タイミングを考える
まずは利用のタイミングです。
先に書いたように我が家で利用するのは「子供のお昼寝時」が基本です。
あとは夜寝かしつけた後に使うこともあります。
子どもが起きているタイミングなどに使うよりは安全だと思いますし、子どもが話しかけてきた言葉を無視するようなこともないので、利用タイミングを見極めるのは大事だと思います。
- お昼寝のタイミング
- 寝かしつけ後
- 就寝前
- 子どもがYouTubeに夢中になっている時
などノイズキャンセリングイヤホンを利用しても問題ないと思えるタイミングはいくつかあるので、そういったタイミングを狙っていきましょう。
声が聞こえるタイプもある
ノイズキャンセリング機器の中には、ノイズは低減するが、人の話超えは聞こえるようにするという機能がついているものもあります。
AppleのAirpodsProなども「外部音取り込み」という機能がついています。
この機能を使えば煩わしいノイズ自体を低減しつつ、子供の話し声などは聞こえるので、会話をすることは出来ます。
聴覚過敏になることが多い人などは、子供のお昼寝タイミングだけじゃなく、日々のノイズもシャットアウトしたいですよね。
この外部音取り込み機能がついたノイズキャンセリング機器を使うことで、日々のストレスがグッと減るはずです。
保管場所はしっかりと考える
子育てにおいてノイズキャンセリング機器を導入する際に一番気をつけたいのは、保管場所。
ノイズキャンセリングイヤホンなどは耳にフィットするように作られているので、小型のものが多いです。
また、専用ケースについても、そこまで堅牢な蓋ではなく、ちょっと力を入れれば開くマグネット式にのものがほとんど。
もし子どもが1歳程度のご家庭の場合には、ケースを開けて、間違って口に入れてしまうなんてことも可能性としては考えられます。
なので、基本的には子供の届かない高い場所に保管するようにしましょう。
子育てにオススメのノイズキャンセリングは?
ここからは子育てにオススメのノイズキャンセリングを紹介していきます。
今回紹介するのは
- イヤホン型
- ヘッドフォン型
- デジタル耳栓型
になります。
それぞれ長所・短所があるので、1つ1つ紹介していきます。
ノイズキャンセリングイヤホン型
まずはノイズキャンセリングのイヤホン型です。
イヤホンはワイヤレスのタイプが多く、どこでも使えて、様々な作業をしながらの利用が出来ます。
また外音取り込みモードで使ったときも、耳の中にすっぽり入る設計のものが多いので、あまり会話をしながらも気にならないのが良いです。
我が家で購入したのはPixel Buds Proです。
詳しいスペック等は販売ページを見ていただきたいんですが、価格が2万円台なので手軽に購入できるものじゃないと思いますが、かなりオススメです。
また、イヤホンタイプでオススメしたいのが、NekoCakeの猫餅です。
こちらはワイヤレスイヤホンになるのですが、何より特筆するべきはコスパの良さ。
ノイズキャンセリング機能を搭載していながら6500円台の価格というのは破格です。
ただ、2万円台のイヤホンと比べると、やはりノイズキャンセリング機能は劣りますが、室内利用であれば、十分に効果を発揮すると思います。
まずはノイズキャンセリングを体感したい!という人にはオススメの一品です。
ノイズキャンセリングヘッドフォン型
イヤホンを使うと耳が痛くなる、耳に何かを入れると違和感が強い・・・
という人におすすめしたいのが、ノイズキャンセリングヘッドフォン。
イヤホン型と違って、耳をすっぽり覆う形のものが多いので、さらに高い遮音性を発揮してくれるので、本当にノイズを消し去りたい!という人にはヘッドフォン型がオススメ。
ただし、ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォンは高価な物が多いので、その点だけ注意が必要。
一応Ankerの出しているSound Ccre Space Q45などは,1万5000円前後で導入することが出来るので、ヘッドフォン型を利用したいと思っている人は一度検討してみてください。
キングジムデジタル耳栓
ちょっと変わり種として、キングジムのデジタル耳栓もオススメしたいです。
こちらはキングジムから発売されているイヤホン型の耳栓。
見た目はイヤホンのようですが、デジタル耳栓という名前の通り、音楽を再生する機能などは一切なく、ノイズキャンセリング機能だけ独立したような製品。
オススメのポイントはとにかく価格。
その他ノイズキャンセリングイヤホンと同等のノイズ低減機能をもっていながら、
価格が4000円前後で購入することが出来ます
「確かにノイズキャンセリングは欲しいけど、価格が・・・」と思っている方は、ぜひ導入を検討してみても良いと思います。
ノイズキャンセリングで耳を休めて子育てに心の余裕を
子育てをしていく中で、パパ・ママのストレスというのは、どうしても向き合わないといけない現実です。
子育て=楽しい!ワクワク
だけでは済ませられない現実が常にあり続けるわけですからね。
ただし、僕は子育てでラクをしたり、ズルが出来る部分はどんどんラクにしていって良いと思っています。
無理に毎日子供と向き合って、真正面から受け入れる必要もないと思っています。
なぜなら、大切なのは毎日真正面から向き合うことではなく、たまにズルしても、ラクしても、それでも愛し続けて、育てていくということが一番重要です。
子供の泣き声に耐えられなくて、精神的にもボロボロになる前に、ノイズキャンセリングを使って耳を休ませてみてはどうでしょうか?
子があっての親ですが、親あっての子でもあります。しっかりと大人になるまで育て上げるため、自分の心身のケアもしていきたいですよね。心身・・・つまり、心もですよ?
ぜひ参考になってくれたら嬉しいです。
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